◆ダウンロード
以下の3ファイルをダウンロードする。
・CrashPlan QPKG 3.2.21
・JRE QPKG
※解凍し、qpkgを取り出しておく。
・JRE (v1.6.0.10 linux arm5)
※Oracleサイトより最新のJREを取得してもインストールでエラーとなる(QPKGとの整合が取れていない模様)。
◆デプロイ
ダウンロード/解凍した3ファイルをNAS上の任意の共有フォルダにコピーする。
・ejre-1_6_0_10-ea-b39-linux-armv5-sflt-eabi-headless-eval-31_jul_2009.tar.gz
・JRE_6_arm-x19.qpkg
・CrashPlan_3.2_21_arm-x19.qpkg
Note:
コピー先はデフォルト共有のPublicが推奨。
他のフォルダでは、インストールエラーとなる場合有り。
また、他のマシンの共有フォルダを使用した場合は、インストールエラーとなる。
◆インストール&起動(有効化)
以下の各qpkgファイルを順次、[INSTALL]&[ENABLE]する。
1.JRE QPKG
2.CrashPlan QPKG
・インストール方法:
管理画面の[Application Servers]-[QPKG Plugins]-[INSTALLATION]タブにおいてファイルを選択し、[INSTALL]ボタンを実行。
・イネーブル方法:
[QPKG INSTALLED]タブにおいて、当該の QPKG icon をクリックし、[ENABLE]を実行。
Note:
JRE QPKGのインストール時、同一フォルダにJREが存在すれば、同時に解凍/インストールを行ってくれる。
(言い換えると、有効なJREが存在しないと、インストールエラーとなる。)
◆バックアップ設定(クライアント画面の起動方法)
管理画面では設定等を行う事はできないので、他のPCより接続しNASのバックアップ設定を行う。
1. いずれかのPCにCrashPlanをインストールする。
2. テキストエディタで %ProgramFiles%\CrashPlan\conf\ui.properties を開き、serviceHostのIPアドレスを対象のNASに変更し、コメントアウトを外してセーブする。(名前解決できる環境ならばホスト名でも可。エントリはコメントアウトされているので行頭の#は削除が必要。)
3. PCのサービス(CrashPlan Backup Service)は不要なので停止する。(起動プロパティも[手動]か[無効]にしておく)
以上でスタートメニューよりCrashPlanを起動すれば、NAS上のClashPlanに接続できる。
(CrashPlanサイトではポート変更して、SSHをトンネルする方法が説明されているが、NASの設定を行う為だけであれば上記のみで充分。)
cf.
http://www.turbonas.com/phpBB3/viewtopic.php?f=18&t=870
http://forum.qnap.com/viewtopic.php?f=121&t=39078
※2012/03/20追記
2012/03/17頃より CrashPlan_3.0.3_18_arm-x19.qpkg にて接続不能となった。
CrashPlan_3.2_21_arm-x19.qpkg に更新し、復旧。