環境複製時(Hyper-VでのゲストOS複製、物理ディスクのクローニング時など)、マシンSIDを変更しないとネットワーク上でいろいろ問題が発生してしまう。
(WindowsServerUpdateService上、同一マシンに認識されてしまったりとか...)
◆マシンSIDの確認方法
PsGetSidツールで確認できる。
(OS標準では含まれていないので、Windows Sysinternalsからダウンロード。)
◆マシンSIDの変更方法
sysprepツールを使用する。
(Windows7以降であれば、OS標準で%SystemRoot%\System32\sysprepフォルダに存在する。)
sysprepのダイアログで「一般化する」をチェックして実行すると、SIDの他、ハードウェア情報やプロダクトキーなども削除される。(マスターイメージが作成できるので、新規マシンを複数導入し、社内に配布する際などは有効。)
cf.
マシン SID の重複神話
sysprepで環境複製用のマスタ・イメージを作成する
仮想マシン ディレクトリをコピーしたら Windows SID を変更する必要がある
2015年05月21日
OS環境複製時はマシンSIDの変更が必要
posted by rocknfields at 19:22| Windows設定/環境構築