Visual Studio 2005 以降、WEBページを作成する方法として、WEBアプリとWEBサイトの2つが提供されている。
デフォルト設定での主な相違点は、以下の通り。
◆WEBアプリケーションプロジェクト
・プロジェクト/ソリューションファイル:有り
プロジェクトファイルに登録されているもののみがビルド対象。
・ビルドタイミング:作成時
複数のコードは単一のDLLにビルドされる。
・デプロイ対象:
単一DLLのデプロイとなる為、軽微な修正でも全アプリのデプロイ対象となり、一時的に全アプリのサービスが停止するとも考えられる。
◆WEBサイトプロジェクト
・プロジェクト/ソリューションファイル:無し
フォルダー下の全コードファイルがビルド対象
・ビルドタイミング:実行時
IIS上にデプロイされたコードが初回実行時にビルドされる。
・デプロイ:
修正対象となったコードファイルのみで可。それ以外のアプリはサービス継続可能。
それぞれ一長一短は有り意見が分かれる所とは思われるが、メンテナンス性の観点からは後者かと。
実際、後者はVS2005から追加されたものなので、その部分の不便さを補完する意味があるのでは。
cf.
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/dd547590.aspx
2012年04月09日
VisualStudioのプロジェクト(WEBアプリとWEBサイト)
posted by rocknfields at 17:26| ASP.NET & IIS設定