2012年11月21日

正規表現によるメールフィルタリング on GMO VPS(VZ)

VPS(VZ)標準のコントロールパネルにおけるメール設定では、フィルタリングに正規表現が使用できない為、迷惑メールなどの詳細なフィルタリングが出来ない。
以下、Postfixのフィルタリングで設定を行う際の備忘録。

◆フィルタリングの有効化

デフォルトでコメントアウトされているので、先頭の#を削除する。
(ヘッダーでのフィルタリングを有効にした例)

vi /etc/postfix/main.cf
  header_checks = regexp:/etc/postfix/header_checks
  #body_checks = regexp:/etc/postfix/body_checks


◆正規表現によるフィルター条件の設定

末尾にフィルター条件を追加

vi /etc/postfix/header_checks
/^From:[\s<]\d+@yahoo\.com/ IGNORE      ←@の左辺が数字のみのyahoo.comからのメールを無視

REJECT : 受信拒否(送信元にエラーを返す)
IGNORE : 受信して破棄(送信元にエラーを返さない)
OK : 受信許可

◆設定をリロード

# /etc/rc.d/init.d/postfix restart

cf.
Postfixのフィルタリング設定 - スパム・迷惑メール対策、受信拒否
はじめての自宅サーバ構築 - Fedora/CentOS -
posted by rocknfields at 23:48| Linux Server